銀行 bank 2004 7 1

 長期金利は、いったん、上昇を休むべきでしょう。
一定の期間は、安静期間とすべきでしょう。
とりあえず、今回の上昇は、時代に対して警鐘を鳴らしたという意味合いにすべきです。
 さて、日経平均株価が堅調なうちに、
「銀行の過剰」問題の解決策を考えるべきです。
日本には、「投資銀行のようなもの」が、たくさんありますが、
そんなに必要ありません。
 「投資銀行のようなもの」とは、預金者から集めた資金を、
国債相場に「投資」してきた金融機関のことです。
国債と言っても、相場には違いありません。
しかし、このような投資銀行は、3つか4つあれば十分です。
 日本に必要なのは、「普通の銀行」です。
一昨年、昨年と、中小企業から、こんな声が聞こえてきました。
「うちは、技術力では、誰にも負けない自信があるが、お金がない。」
「うちは、サービスでは、誰にも負けない自信があるが、お金がない。」
 この際、数多くある「投資銀行」を、整理統合し、
中小企業のための銀行を作るべきです。
メガバンクは、適正な数になりました。

バラ色か rose color? 2004 4 1
 今日の新聞は、どこも、株高のことを報道していて、
すべて、バラ色のように見えます。
 しかし、すべて、バラ色でしょうか。
今日(4月1日)の日本経済新聞には、こういう記事もあります。
「ただ、金利上昇で、債券の含み損益は悪化。
大手銀行の債券含み損は、3月末時点で、約5600億円。
昨年3月末は、含み益が、約5200億円あった。」
 株は、「含み損」から「含み益」となりましたが、
債券は、「含み益」から「含み損」となりました。
 債券よりも、株の方が多かったから、よかったのですが、
逆の場合は、困ったことになるでしょう。
こういう点も点検すべきでしょう。
































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